最近チャットレディの報酬について質問を受けたので、チャットレディ業界の報酬のしくみ全般についてざっと解説してみます!
チャットレディは雇われている社員とかアルバイトじゃなくて、個人事情主扱い。個人事業主として、自分が報酬をもらえる仕組みを知っておくのはとっても大切。
難しいことは何もないので、この機会にチャットレディ業界のお金のしくみについて学んでおきましょう。
この記事を書いた人
29才 / チャットレディ歴3年目

チャットレディの報酬計算はチャットした時間(分)×分給が基本
チャットレディの報酬は、会社員のお給料のような固定報酬ではありません。男性と何分チャットしたかで報酬金額が決まる完全成果報酬制です。
チャット1分の報酬金額が決まっていて、1分あたりの報酬=分給はお仕事先のサイトや契約形態によって変わります。
※分給の決め方は次の項で解説します。
1分あたりの報酬は、チャット形態でも変わります。お仕事先のサイト=ライブチャットサービスでは、一般的に2つのパターンのチャットシステムが用意されています。
基本は分給×チャット時間ですが、2ショットとパーティーで計算方法が変わります。
2ショットチャットの報酬計算例
男性ユーザーと自分の一対一でお話する形式。
2ショットチャットの報酬計算はとってもシンプル。男性とお話した時間(分単位)×分給=報酬です。
(例)2ショットの分給が100円、男性と20分お話した場合
分給100円×60分=獲得報酬6,000円
パーティーチャットの報酬計算例
複数人の男性ユーザーと自分でお話する。参加人数全てを報酬に加算するのが特長で、会話に参加せず見ているだけの人(=のぞき)の人数も報酬に加算される
(例)パーティーの分給が80円、1時間チャットしたうち男性の滞在時間が15分×2名、30分×3名、60分×1名だった場合
(分給80円×15分×2名)+(分給80円×30分×3名)+(分給80円×60分×1名)=獲得報酬14,400円
同じ60分のチャットでも、2ショットとパーティーでは獲得報酬が全然違いますよね。
パーティーチャットは人数分加算されるから、人が集まれば報酬が爆発的に増加するのが特長です。その代わり、同じお仕事先内でも2ショットよりもパーティの方が分給が若干下がります。
パーティーチャットと2ショットチャットどちらにするかは、毎回自分で選べます。では報酬が爆増しやすいパーティーに毎回すればいいのかというと、そういう訳ではありません。
シチュエーションに合わせて使い分けることで、男性からの人気を集めやすくなります。
2ショットとパーティーの使い分け例
- ノンアダルトならじっくりお話できる2ショットが男性からの人気が高い
- ノンアダでも”誕生日企画”などイベント的にパーティーでやると人が集まる
- アダルトならパーティーのパフォーマンスで一気に稼ぐ
- 普段顔出しなしでパーティーしてる人が、常連さんだけに2ショットで顔出し
- 普段パーティーでアダルトパフォーマンス、2ショットでは常連さんと親交を深める雑談
上に挙げたのは一般的な例で、正解があるわけではありません。初心者マークがついているうちは男性がどんどん集まってくるので、その間に自分が稼ぎやすいスタイルを見つけていきましょう。
チャットレディ求人でよく見る『報酬料率』とは何か知っていますか?
チャットレディの報酬は、1分あたりの報酬額(分給)×チャットした時間で決まる成果報酬、と解説しました。では分給がどうやって決まるかって知っていますか?
チャットレディ求人サイトでもよく見かける、報酬料率で分給は決まります。
報酬料率とは
男性の利用料金のうち何割が報酬になるのか、取り分を決める割合のこと
例)男性ユーザーの利用料金が2ショット1分100円だった場合
料率50%契約の分給:1分50円
料率40%契約の分給:1分40円
このように分給は男性の利用料金×料率で決まります。
ポイント
報酬料率は契約形態によって異なることもあります
報酬料率はどうやって決まるのか:契約形態別のパターン例
では報酬料率がどう決まっているのかというと、基本的には契約形態によります。いろいろなパターンがあるので、一般的なケースをご紹介しますね。
ライブチャットと直接契約した場合の例
- 特別な条件はなく、料率が一律で決まっている求人
- 累計出演時間に合わせてどんどん料率が上がっていく求人
- 専属契約するかどうかで決まる求人
(例)新人・ベテラン問わず料率50%
(例)新人期間は料率40%、最大料率70%で徐々に料率アップ
(例)専属契約(他サイトには出演しない)で料率50%、一般契約(他サイトかけもちOK)で料率40%
プロダクションと契約した場合の例
- 在宅チャトレか通勤チャトレか
- 出演サイトによって変動
- 累計出演時間に合わせてどんどん料率が上がっていく
(例)在宅チャトレは料率50%、通勤チャトレは料率40%
(例)在宅でサイトAに出演したら50%、Bに出演なら55%
(例)新人期間は料率40%、最大料率70%で徐々に料率アップ
たとえばプロダクション(代理店)に登録してチャットレディをした場合、上の例すべてが適用されるとは限りません。直接契約の場合も同様です。
きちんとした会社のチャットレディ求人には、報酬料率または分給がきちんと明記されています。きちんと確認してから応募するようにしましょう。
チャットレディ報酬料率の相場
在宅:40%〜55%
通勤:30%〜35%
報酬料率は相場より低すぎても、高すぎてもNG。あまりに低いと割りに合わないし、高すぎると詐欺求人の可能性があります。
おおよそこの相場の範囲に近い求人だったらアリ。
求人サイトに料率が載っていなくて分給しか載っていない場合は、男性側のサイトを開いて利用料金をみて料率を計算しましょう。
分給が40円と求人サイトにあって男性利用料金が1分80円だったら、料率は50%です。
チャットレディ報酬の受け取りは銀行振込が基本
チャットレディの報酬受け取りは、銀行振込が基本。報酬の受け取りサイクルには2パターンあります。
- 定期払い:月1回、2週に1回と決まった日付に振込。申請は不要
- 自由精算:お金が欲しいタイミングで精算申請すると、翌銀行営業日に振込
※どちらも最低精算額の設定あり
※振込手数料は500円前後が相場
自由精算しかない求人もあれば、定期払いと自由精算選べるところも。
定期払いの求人で獲得報酬が最低精算額に満たなかった場合はきちんと繰越しされるので安心してください。
自由精算は、最低精算額を超えていれば月に何回でも・毎日でも申請できます。ただしどの求人でも、振込1回ごとに手数料500円前後が差し引かれます。
また月の途中で自由精算をして月内に再度最低精算額以上を稼いだ場合、自動で定期払いによる振込がある求人も。
自由精算・定期払い問わず振込1回ごとに手数料がひかれるから、応募した求人の支払い条件をみて計画的に精算申請をするのが損しないコツ。
わたしは結構ケチなので(笑)、できるだけ自由精算はせずに月1回の定期払いだけにするよう気をつけています。
まとめ:チャットレディ報酬の仕組みは覚えればかんたん!
- チャットレディの報酬は男性とのチャット時間で決まる完全成果報酬制
- 分給×チャット時間=獲得報酬
- 分給=男性の利用料金×報酬料率
- 報酬料率は、お仕事先や契約形態でさまざま
- 報酬支払いは銀行振込が基本